ウイスキーの価格は何によって決まる?高いものって本当に美味しいの?

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シングルモルトを飲み始めると、シングルモルトって高いなぁ~と感じるものです。しかし慣れてくると、更に高いシングルモルトに目が行きます。高いウイスキーは何が違うのか?お金を出したぶん美味しいのか?という疑問が沸いてきます。

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高いウイスキーは何が違うの?

Whisky University – Are Expensive Bottles of Scotch Worth Paying For?

一つの理由は年数にあります。私たちが最初に手にするシングルモルトは、たいてい10年とか、12年ものではないでしょうか。ところが15年になったところで格段に値段が上がることがあります。20年25年なんていったらもう・・・

10年と15年なんて、5年しか変わらないのにと思うかもしれませんが、15年のシングルモルトは10年に加えてさらに5年樽に寝かせなければならないのですから、土地代がかかりますよね。加えて、樽の中の原酒は少しずつ蒸発していきます。

これを天使の分けまえ、「エンゼルシェアー」といいます。ですから、手間暇かけて土地を使ったうえに原酒が少なくなるので、値段が高くなるという訳です。

他にも理由がある?


あります、レア度です。シングルモルトが造られているスコットランドでは、蒸留所が閉鎖されることがあります。

有名所で言いますと、1983年にアイラ島のポート・エレン蒸留所が閉鎖、1993年にローランドのローズバンク蒸留所が閉鎖、1994年に同じくローランドのリトルミル蒸留所が閉鎖しました。

数年前まではBARで少しお金を出せばそれらのシングルモルトを飲めましたし、リトルミルに至っては3,000円くらいで一瓶買えていました。ところが今や希少価値が伴い値段が上がっているというわけです。

他にもレアなシングルモルトってあるの?

はい、あります。シングルモルト蒸留所が瓶のデザインを変えることがあります。メーカー側は大抵否定するのですが、その時味が微妙に変わるのです。

そうすると古き良き時代の味を楽しみたいという人間心理が起こり、旧ボトルの人気が出てレア製品になるのです。この場合はデザインが変わった時点である程度買いためておけば、しばらく楽しめます。

それで高いウイスキーは美味しいの?

美味しいものもあれば、それほどでないものもあります。

シングルモルトの平均的熟成のピークは、10年程だと言われています。その意味では比較的安いシングルモルトでも十分美味しいのです。

10年以上寝かせると、寝かせた樽の影響が大きく表れます。ですから良い樽で寝かせたシングルモルトは、それなりに美味しいということになります。その樽その樽の熟成ピーク時をブレンダーさんが見極めて出荷しているので、大抵出回っているシングルモルトは美味しいはずですが。

高いシングルモルトには、それなりの意味があります。その意味を知って楽しみましょう。

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