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泡盛の健康効果ー糖分、塩分、脂質、プリン体ゼロ!

泡盛の健康効果ー糖分、塩分、脂質、プリン体ゼロ! 泡盛

普段あまり飲む機会がない泡盛。

キツそう、飲みづらそうとのイメージが先行しがちですが、実は低カロリーで体への負担も少なく、二日酔いになりにくい、しかもドロドロ血になるのを防いでくれるお酒だといわれています。

それでは、あまり知られていない泡盛の秘密を紐解いていきましょう。

泡盛は糖分ゼロ、塩分ゼロ、脂質ゼロ、プリン体ゼロ

泡盛の健康効果ー糖分、塩分、脂質、プリン体ゼロ!

蒸留酒である泡盛は糖分はもちろん、塩分も脂質もプリン体もゼロです。

ではなぜ蒸留酒だと糖分や塩分や脂質やプリン体がゼロなのか、醸造酒とはどこがどう違うのか、順を追って説明したいと思います。

醸造酒ってどんなお酒?

まず醸造酒とは、穀物や果実を醸造して造るお酒です。

原料に麹菌や酵母を加えてアルコール発酵させた物で、日本酒やワイン、ビールが醸造酒にあたります。

原料の穀物や果実が丸ごと使われているので、糖類やミネラル分などを多く含み、これが独特の風味を生んでいるのですが、そのぶん糖分やカロリーも高くなります。

しかも醸造だけでは均一なお酒を製造することは難しいので、風味やアルコール度数を調整するために醸造用アルコールや、品質を保つため酸化防止剤などが添加される場合もあります。

泡盛は蒸留酒

一方の蒸留酒はどうでしょう。

蒸留酒とは簡単いうと、醸造酒(のような原液)を沸騰させ、アルコール分を取り出し、不純物を取り除いたお酒です。

大雑把にいうと、日本酒を蒸留すると泡盛や焼酎に、ビールを蒸留するとウイスキーに、ワインを蒸留するとブランデーになります。

穀物や果実を発酵させてできた醸造酒は水分、アルコール、糖類、ミネラル分などが混ざった液体です。

そのいろいろな物が混ざった液体を蒸留すると蒸留酒になるのですが、蒸留とは平たく言えば加熱して沸騰させることです。

水は約100度で沸騰しますが、アルコールは約78度で沸騰するので、水よりも先に沸騰したアルコールの蒸気を集めて冷やした物が蒸留酒となるのです。
だから糖分や塩分や脂質やプリン体などが含まれていないのです。

泡盛は蒸留酒だから添加物がいらない

味を思い浮かべても、焼酎や泡盛は日本酒に比べて糖分がありませんし、ブランデーもワインよりも辛口ですっきりしていますね。

しかも蒸留酒は醸造酒よりも度数が高いので、風味やアルコール度数を調整するために醸造用アルコールを添加したり、品質を保つため酸化防止剤などを添加することもありません。

つまり蒸留酒には不純物がない、添加物がない、自然なお酒なのです。

肝臓の負担が少なく二日酔いしにくい

肝臓の負担が少なく二日酔いしにくい

蒸留酒の方が醸造酒よりもアルコール度数が高いので酔いやすい、二日酔いしやすいと考えがちですが、一般的には醸造酒の方が二日酔いしやすいと考えられています。

醸造酒は原料の穀物や果実を酵母でアルコール発酵させた物なので、不純物(糖分やアミノ酸、ミネラル、エキス)が多く含まれます。一方蒸留酒はアルコールを蒸留し分離・濃縮することによって、不純物が除去された状態です。

不純物が混じったアルコールを分解するよりも純粋なアルコールを分解する方が肝臓には負担がかからないため、蒸留酒の方がアルコールを分解しやすく、二日酔いもしにくいと考えられています。

最近は口当たりが良く、飲みやすいという理由で梅酒やサワーやカクテルなどを好む人が増えています。

これらは蒸留酒をベースに、果汁、甘味料、酸味料、香料、着色料などを加味したものです。

度数を抑えて飲みやすくした物も多いですが、酔いやすさ、肝臓の負担という意味で考えると、やはりの蒸留酒の方に軍配が上がります。

泡盛は度数が高くて飲みにくいと感じる人は、薄めの水割りにすると度数も抑えられて飲みやすくなります。

泡盛には血栓を溶かす酵素が含まれている

泡盛の健康効果

血栓は体に悪いというイメージがありますが、血栓はなんらかの影響で血管が傷つき出血したとき、それを止血する役割を持っています。血栓がないと体内で出血多量になります。

血液中では血液を固めさせる凝固因子と、血栓を溶かす線溶因子が程よいバランスを保っていますが、年齢とともに線溶因子の働きが鈍っていわゆるドロドロ血になり、心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症を引き起こす原因になります。

血栓は食べ物や飲み物とは密接な関係があると言われていますが、とくに泡盛や焼酎は、血栓を溶かす酵素(血栓溶解酵素)が他のどのお酒よりも多く含まれていることが最近の研究でわかってきました。

ポリフェノールとの違い

血栓を溶かす成分の特定はまだ研究中ですが、本格焼酎や泡盛を飲んでいる人は、実血栓溶解酵素の活性が、赤ワインを飲んだ人の1.5倍、またお酒を飲まない人と比較して2倍以上も高いそうです。

血液サラサラといえば、赤ワインなどに含まれるポリフェノールが有名ですが、ポリフェノールは血栓が出来るのを予防はするが、出来てしまった血栓を溶かす作用はないそうです。

しかし、泡盛や焼酎は血栓を溶かすので「予防」と「改善」の両方に効果があります。

しかも泡盛や焼酎は99%がアルコールですが、それ以外の1%の中に血栓を予防する成分が含まれている事もわかっています。

つまり、調理酒として使ってアルコール分をとばしても、同様の効果が得られるのです。